刺しゅう糸の太さや種類ごとに専用の針があります。
刺しゅう針について
はじめにそろえておきたいのが、クロスステッチ針とフランス刺しゅう針の2種類。それぞれ用途が異なります。
他には、リボン刺しゅうやスウェーデン刺しゅう針など、用途やメーカーによって種類もさまざま。いろいろ使って、お気に入りを見つけましょう。
かわいい刺しゅう・創刊号付録の刺しゅう針
かわいい刺しゅう創刊号では「縫い針」「刺しゅう針」「リボン刺しゅう針」「クロスステッチ針」が付属してます。
私の「リボン刺しゅう針」は曲がっていた(苦笑)


リボン刺しゅう針とクロスステッチ針の見分けが付かず、いつも両方を並べて、針の先をジーっと見つめます。
ウール刺しゅう針は「かわいい刺しゅう33号」付録でした。
9号刺しゅう針は「かわいい刺しゅう43号」付録でした。
クロスステッチ針
先が丸く加工されている針。クロスステッチなどカウントステッチに使用します。フランス刺しゅうを刺す場合は、失敗をほどく時に使うと糸を傷つけずに作業できます。
針穴が縦に長く、刺しゅう糸が通しやすくなっています。針先は丸くなっていて、クロスステッチ用の布に刺すのに適しています。
クロスステッチ針は糸をすくうステッチの時にも使います。針先が丸くなっているので、布をすくわず、糸だけをすくうのに適しています。
クロスステッチ針と糸の対応表
クロスステッチ針はメーカーによって号数の違いがあります
- No.25・No.24:25番刺しゅう糸1本どり
- No.23:25番刺しゅう糸2本どり
- No.22:25番刺しゅう糸2〜4本どり
フランス刺しゅう針
先がとがった針。フランス刺しゅう全般を刺すときに使用します。
針のNo.(号数)が大きくなるほど細く、短くなります。
針のパッケージに適正の針が表示してあるのでチェックしましょう。
フランス刺しゅう針と糸の対応表
- No.10・No.9:25番刺しゅう糸1本どり
- No.8・No.7:25番刺しゅう糸2本どり
- No.6・No.5:25番刺しゅう糸2〜4本どり/8番刺しゅう糸
- No.4・No.3:25番刺しゅう糸5〜6本どり/5番刺しゅう糸
フランス刺しゅう針とクロスステッチ針の見分け方
針穴を比べてみると分かります。
クロスステッチ針の方が穴が大きくなってます。
私は、指にチョンチョンって、刺して、痛っ!ってなったら、フランス刺しゅう針みたいな(苦笑)
8番刺しゅう糸と9号刺しゅう針
かわいい刺しゅう43号に8番刺しゅう糸と9号刺しゅう針が付属してきました


バリオンステッチ針
バリオンステッチを刺すときに適している針です。針穴が膨らんでいないので、巻いた糸を崩さずに引き抜くことができます。

シェニール針
針穴が大きく、針先はとがっています。目が詰まった布に太めの糸や毛糸、リボンなどを刺すときに使用します。

リボン刺しゅうは先のとがったシェニール針でさしますが、セーターなどに刺すときやリボンをすくうステッチを使うときは先の丸い針をつかいます。
針の太さは刺す布やステッチ、リボンの幅によって使い分け、また刺してみて刺しにくかったり、リボンが抜きにくかったら針を取り替えましょう。

ビーズ刺しゅう針
ビーズの穴に針が通るように針の頭が細くなっています。

ビーズ刺しゅうには、刺しゅう糸や、ビーズ用糸、普通地用のミシン糸(フジックスシャッペスパンなど)を使います。ビーズをとめる時は2本どり、スパンコールは糸1本で使います。
針は専用のビーズ刺しゅう針が便利です。ビーズの穴に通る太さのものを使います。

ウール刺しゅう針

針の保管はニードルケースで
針刺しを作り、針の番号順に並べて収納するとわかりやすくて便利です。
いろんな刺しゅうをするようになって、刺しゅう針の管理ができなくなり、整理整頓ができない私は、種類ごとにニードルケースを作っておけば良かったなと
ニードルケースを作るときに使うフェルトはウール100%のものを使いましょう。
正しい理由は分からないのですが、ウールの油で、刺しゅう針が錆びにくくなるからかな?と夫が言っていました。
刺しゅうを綺麗に刺すコツ
針は糸の本数に合わせて選びます。
糸1本どりで刺すときは細い針が良いのですが、2本どり以上で刺すときは、針穴で糸が動くくらいの太さの針を選んだ方が糸が並び、きれいに刺せます。
厚手の布に刺すときは、薄い布の時よりも若干太めの針を使うと刺しやすくなります。
フェリシモ・クチュリエの「きほんのき」に付いてくる針が太いのは、もしかすると、接着芯を貼って暑くなるから?
曲線は針目を小さく
図案の中に曲線があるときは、直線の部分より少しステッチの針目を小さくするとなめらかなラインになります。
刺しゅうテクニック関連記事
刺しゅうのテクニックは「かわいい刺しゅう」と「書籍」から


最近は、刺し始めは、自己流が多くなってきました。
ループメソッド多用です。

かわいい刺しゅう全号完走すると200色集まるそうです。
刺しゅう糸の管理が目下の課題

いろんなことを覚えてくると、刺しゅう針も増えてきますよね。
今のところ、新しい刺しゅう針を買う必要はないけれど、刺しにくくなってきたら、購入しないとですよね。

シーチングを卒業して、リネンを購入しました。
今後、リネンの感想を追記していきたいです。

フリクションとソーラインが愛用筆記具です


刺繍図案のためのイラスト練習はじめました!
刺しゅうは時間がかかるので、まずは、練習をしながら、図案を描いてます。
