全国発売に先駆け、先行発売されたデアゴスティーニの新シリーズ「世界を旅する刺しゅう物語」
実はデアゴスティーニのアンケートに「かわいい刺しゅう」の続編を熱望する声を何度も書き込んでいた私にとって、これはまさに夢のようなニュースでした!
創刊号のパッケージを見た瞬間、あの「かわいい刺しゅう」の面影を感じずにはいられませんでした。
フランスのパリのオシャレな風景の刺しゅうは、見ているだけで心が弾むようなデザインがぎゅっと詰まっています。
しかしパッケージを見る限り「かわいい刺しゅう」よりも高度なテクニックが求められるような印象も受けました。
果たして、私の期待に応えてくれるのでしょうか?
それでは、待ちに待った創刊号の内容を詳しくご紹介します!
待望の続編「世界を旅する刺しゅう物語」創刊号を刺しゅう愛好家が徹底レビュー!

デアゴスティーニの新シリーズ「世界を旅する刺しゅう物語」が、ついに先行発売されました!
前作「かわいい刺しゅう」の大ファンだった私は、発売前から心待ちにしていました。
創刊号を手にして、まず目を奪われたのは美しい表紙と鮮やかな色彩の刺しゅう絵。期待が一気に高まります!
今回の物語は、ひとりの少年が遠い国に住む少女に会いに行く旅をテーマに展開されます。旅する先の風景や文化を、7つの美しいタペストリーと、それに合わせた「世界の小物」で表現していくという、なんともワクワクする内容です。
タペストリーは、フランスのパリから始まり、イタリア、スイス、イギリス、オランダ、デンマーク、ドイツと、ヨーロッパ各地を旅していきます。
各国の伝統的な刺しゅうやモチーフを取り入れながら、風景や人物を鮮やかに刺しゅうで描き出す下長根朗子さんのデザインは、まさに圧巻です。
「かわいい刺しゅう」よりも高度なテクニックが求められる部分もありますが、手取り足取りの丁寧なテキストと豊富な写真で、初心者でも安心して取り組むことができます。
創刊号では、フランス・パリのセーヌ川沿いを基本のステッチを学びながら少しずつ刺し進めていくことができます。
また「ムーミンキルト」で好評だった「クレヨン」使いも楽しめるなど、刺しゅうの楽しさを存分に味わえる内容になっています。
小物は2〜5回で完成するとのこと。小まめに完成できるのは嬉しいですね。
原画と監修は「かわいい刺しゅう」でおなじみのよしのぶもとこさんと下長根朗子さん。下長根先生のステッチ使いと糸の使い方は、まさに芸術的です。旅する刺しゅう絵も、そのテクニックを存分に堪能することができます。
「かわいい刺しゅう」ファンはもちろん、旅や刺しゅうに興味がある方なら、誰でも楽しめる作品です。
注目ポイント
- よしのぶもとこさんと下長根朗子さんの美しいデザインと繊細なステッチ
- 各国の伝統的な刺しゅうやモチーフを取り入れた刺しゅう絵と小物
- 手取り足取りの丁寧なテキストと豊富な写真
「世界を旅する刺しゅう物語」は、刺しゅうで世界を旅する夢のような体験ができる作品です。創刊号の内容は、期待以上の充実度でした。これから毎月届くのが楽しみで仕方ありません。
デアゴスティーニ世界を旅する刺しゅう物語の概要





下長根先生が「かわいい刺しゅう」で語られていましたが、イラストに合わせてどのステッチを組み合わせるかを何度も模索されたそうです。
そのため、初期の頃のサンプルステッチと実際のテキストの刺し方が変更になっていたりしました。それだけ皆が満足いく内容にしてくださったのだなと感謝です。
今回の内容は先行発売の内容のため、全国発売になったときステッチが変更になっていることもあると思います。
その変化も楽しんでいきたいと思います。
作品作りに役立つ付録の道具
- フランス刺しゅう針
- クロスステッチ針
- 手縫い針
- リボン刺しゅう針
- 針ケース
- 手縫い糸
- 刺しゅう枠
用意したい道具
- 印付けペン
- まち針とピンクッション
- 裁ちばさみ
- 糸切りばさみ
- スレダー
- 定規
付録
「かわいい刺しゅう」と同じようにマガジンそのものが刺しゅうテクニック集になるので大切に保管してくださいね。
- 4号付録は刺しゅうの基本
- プリント済み練習布
- 刺しゅう糸はDMC
全員プレゼント欲しい

「かわいい刺しゅう」の全員プレゼントも良かったですが、今回もぜひ手に入れたいと思うプレゼントです。23号まで購読するとゲットできます!
長丁場の刺しゅうシリーズのため、時間の経過と共に刺しゅう糸がボロになっていった私。このケースがあれば、DMCの刺しゅう糸も綺麗に保管できそうです。……たぶん
- トランク型刺しゅう糸収納ケース
回数と金額(総額)
- 創刊号は特別価格490円(10%消費税込)、2号以降通常価格は1,599円
- 全100号を予定
- 総額158,791円
世界の小物

フクロウの巾着とピンクション
デザインは小幡小織さん
フクロウや鳥の北欧にまつわるモチーフをクロスステッチで
「かわいい刺しゅう」では、創刊号のコースターやペーパー刺しゅうを担当

こぎん刺しのコインケース
デザインはsachikoginさん
青森県津軽地方に伝わるこぎん刺しで作るコインケース
「かわいい刺しゅう」ではつつみボタンのマルチバンドを担当

スモッキングのグラスケース
デザインは秋田由季さん
スモッキングはスコットランドやイギリス発祥の刺しゅう
かわいい刺しゅうのスモッキングはどなたが担当だったんだろう。あのときは「フリクションペン」で盛り上がっちゃってね(笑)

リボン刺しゅうのアクセサリートレイ
デザインは井上ちぐささん
かわいい刺しゅうのリボン刺しゅうといったら井上ちぐささん。
甘ーくロマンチックなデザインが大好きです。

ハンガリー刺しゅうのファスナーポーチ
デザインは井沢りみさん
かわいい刺しゅうのハンガリー刺しゅうといったら井沢さん!
サテンステッチが上手く刺せず何度も刺し直しました、

アッシジ刺しゅうのニードルブックとシザーケース
今回の下長根先生はクロスステッチではなくてアッシジ刺しゅう担当なのかな?
下長根先生のデザインは大好きです。かわいい刺しゅうの時、いろいろ質問して大変お世話になりました。ありがとうございます m(__)m
今回もついていきますので!
大好きなボタニカル刺しゅうの関和子さんはかわいい刺しゅうではニードルケースを担当されていました。
その他、世界の刺しゅうで初お目見えの先生方もいらしゃいます。
ムーミン刺しゅうのこだいらまさこさん、イングリッシュガーデンデザイン担当の北村絵里さん、中東風デザインのタバタヒデコさん、moRicoさん、白糸刺しゅうはponcocoronさんです。
作家さんごとに刺繍のテクニックが違うので、ぜひ真似して自分に合ったテクニックに消化して腕を上げていきたいです!
全国発売が待ち遠しいですね!
先行発売の各号の内容や制作過程は今回もブログを始め、Twitterやインスタ、YouTubeでアップしていく予定です。
手芸サイトを独立したのでそれぞれの内容は>>こちら<<で
2024/03/31届いた案内が6号以降月1回発行の案内が……
過去例だと、このまま全国発売になった記憶があります!
