かわいい刺しゅう創刊号と2号キットは「コースター」
刺しゅう初心者さん向けの内容です。
図案と刺しゅう手順は、かわいい刺しゅう創刊号と2号のテキストを参照してくださいね。
デザイン:小幡 小織さん
クロスステッチで楽しむコースター作り
「かわいい刺しゅう」創刊号は、刺しゅうに親しむことが目標になっているので、とりあえず、テキストに書かれているとおりに作ればOK。
クロスステッチの刺し方については、創刊号は「/」が上にくるタイプですが、別な号では「\」が上にくるタイプと、刺し方が変更になってしまい混乱しました。
「/」が上にくる刺し方にするか「\」が上にくる刺し方にするか、自分で決まりを作ると良いのかもしれないですね。
私は、最初の頃は、刺すことで精一杯で、どちらが上に来ていたかは考えず、タダひたすら、テキスト通りに刺しゅうをしていました。
●クロスステッチの向きについて
テキストは「/」が上ですが、私の刺し方は「\」が上です。
始めたばかりの頃は、講師によって刺し方が違って、ものすごく混乱しました。
基本、どちらを上にしても良いのですが、統一して下さい。
ただし、ワザと変えるときもあります。
クロスステッチの刺し方
クロスステッチは「\」と「/」の向きの針目を重ねて「×」に刺すステッチ。
図案の1マスが「×」1目になります。図案全体で、交差した糸の上下がいつも同じ重なりになるように刺します。
図案は下から上、左から右に刺し進め、針は1回ごとに出し入れすること。
テキストの刺し方は、基本の刺し方で紹介されているので、別の機会に刺すときの参考になるため、クロスステッチの刺し方を覚えるまでは保管しておきましょう。
クロスステッチを始める前に準備すること
クロスステッチは、刺し始める前に、中心の位置を確認して、中心からステッチを始めて行きます。
そこで、基準になる点を確認します。
かわいい刺しゅう創刊号コースターの図案は、一番下の線の中心が基準点になります。
- 布を半分に折り、下から10目か11目のところに印を付けます。
ここが、刺し始めの位置になります。 - 図案通りに、左のマス目・右のマス目をかぞえて、左右の位置を決め印を付けます。
- 左端(または右端)から上にマス目を数え印を付けます。
印は「フリクションファンライナー」で付けてます。
フリクションについては、使用の注意があるので下記ページも確認してください。
クロスステッチの刺し方
かわいい刺しゅう創刊号のクロスステッチの刺し方が基本の刺し方になりますが、ここでは基礎からそれた刺し方でご紹介。
刺し始めはループメソッド
2本どりでクロスステッチをする場合は、刺し始めはループメソッドの方が、糸始末をしなくても良くて、楽です。
1本の糸を半分に折って、輪になった部分を利用する方法です。
そのため、テキスト通りの長さで糸を切ると、その半分で作業をすることになり、糸の交換が頻繁になります。
私は三つ編み族(1本が64cm)のため、半分に折ると32cmになってしまい、すぐ糸の交換が発生しています。そろそろ三つ編みは1mに切り替えたいなと思っています。
テキスト通りクロスステッチを刺していきます
テキストは「/」が上にくるタイプ。私は「\」が上にくるタイプのため、刺し始め位置が違います。
- 「 /」が上にくるタイプで中央から右に進んでいく場合の刺し始めは
左上から針を出します - 「\」が上にくるタイプで中央から右に進んでいく場合の刺し始めは
左下から針をだします
これは、法則みたいなものなので、何度も刺しているうちに覚えてしまいます。
どちらかのみ覚えましょう。
右端までさせたので、折り返して中央に向かって刺していきます。
刺し方の考え方は、簡単。
裏側の糸が「縦(|)」に渡るように、針を進めるだけです。
横に刺し進めるときの裏側は、すべて「縦(|)」になると覚えておけばOKです。
32cmで刺しているため、半分まで刺したら、刺しゅう糸が残り少なくなったので、ここで、いったん、糸始末をすることに
テキストの基本の「巻きかがる」糸始末でも良いのですが、面倒なので私は「||||」に渡すだけの糸始末。
右半分を刺し進めていきます
右に刺し進めていくときは、左で刺し進めていく場合と、刺し始めが変わります。
- 「 /」が上にくるタイプで中央から左に進んでいく場合の刺し始めは
右下から針を出します - 「\」が上にくるタイプで中央から左に進んでいく場合の刺し始めは
右上から針をだします
テキストは、約64cmの長さを2本どりなので、1段で2本どりひと組が終了する感じになると思うので、2段目、3段目で糸を交換しながら刺していけばOK
私は・・・短い糸で刺しているため、糸が切れたところが替え時
ということで、変なところで糸替えになってしまいました。
参考にならなくなっちゃいましたね (^^ゞ
刺しゅうが終わって、仕上がり線の位置が4目ずれていることに気づく。
いつも、こんな感じ (^^ゞ
コースター2枚のクロスステッチを開始。
1つの模様が刺し終わり、裏が綺麗に「|||」と揃うと気持ちが良い
そして、相も変わらず、刺す位置を間違う
これは、糸を切って刺し直すレベル(苦笑)
次からは、目印の位置に印を付けようか>私[
左右対称デザインのクロスステッチは、ぐるーっと円で刺し進めるのではなく、右を刺したら、次は左と、左右両方を刺しながら、左右対称かどうかを確認していくと刺し間違いに気づきやすくなります。
刺しゅう糸「DMC311」が切れてしまったので、持っていた「311」で刺した。同じ色で良かった〜
クロスステッチが刺し終わりました
前回は「×」の部分がつぶれたり、×になっていない部分もあるのですが、今回は、比較的綺麗にできたと思う。
前回作ったコースターは…夫がコーヒーをこぼした (>_<)
コースターは、返し口をあけて縫うだけなので、とっても簡単
とっても簡単なはずなのに、布を中表に合わせるとき、間違っちゃって (^^ゞ
あーー、裏側が表になっちゃった。やっちまったって感じです。
以前の制作はこちら
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