スヌーピーの刺しゅうで念願の「パンチニードル」を楽しみました。刺しゅうをしながら、これって子どもの頃あこがれた「文化刺繍」では?と思ったので、パンチニードル、フリーステッチングニードル、文化刺繍について調べました。また、必要など具についても調べました。
パンチニードル:
ステンレス鋼または金属製のニードルで、素材を打ち込むために使用されます。
パンチニードルハンドル:
ニードルを持つために使用されるハンドルで、様々な形状やサイズがあります
文化刺繍とは?
パンチニードルやフリーステッチングニードルは聞いたことがある人も多いかもしれませんが、文化刺繍は耳慣れないかもしれませんね。
どれも、専用の針(ニードル)を使って、布にプスプスと刺していくだけで作品が仕上がります。
文化刺繍は、刺しゅうの一種。緞通(だんつう)針の応用で原理は同じ。筒形で先端が針になっている文化刺しゅう針で、糸はリリアンをほぐしたものを用いる。用具が単純なうえ、技法が簡易なため一般人に喜ばれる。
20世紀初頭にヨーロッパで創始された。わが国には1928年(昭和3)、チェコスロバキアで行われた「第6回国際美術教育会議」に日本代表として出席した岡登貞治(おかのぼりさだはる)が、そのときに催されていた「美術工芸の用具材料展」から材料などを持ち帰ったことに端を発する。ただ、その当時わが国では、美術教育の実情および一般家庭生活の嗜好(しこう)などから、ほとんど問題視されなかった。その後、藤崎豊治らが改良を加え、30~35年にかけて文化刺しゅうとしての地位を確立させた。針も現在の形に完成させ、50~60年に至って、刺しゅうしやすい生地(きじ)の生産や糸の多色染色も行われた。さらにそれから5年後、裏刺しの技法を応用した起毛法も考案され、より精緻(せいち)な刺しゅうも可能になった。ヨーロッパでおこった刺しゅうが、日本で開花したのである。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)市川久美子
文化刺繍は、美術品!って感じです。

子供のお小遣いでは買えないお値段で、あこがれで終わってしまいました
文化刺繍に初めて挑戦される方向けの「スターターキット」です。文化刺繍を始めるに当たり 必要な物がすべて揃っていますので、初めての方でも安心して文化刺繍を始めて頂く事ができます。
フリーステッチングニードルとは
フリーステッチングニードルは、ぷくぷくとした独特の質感を生み出すことができる、ステッチングには欠かせない道具です。
「フリーステッチングニードル」はクロバーのみの販売なので、クロバーの商標登録かも
フェリシモのキット

フェリシモは、道具の他、かわいいキットもいろいろ!





パンチニードルとは
パンチニードルは、ニードルパンチとも呼ばれ、毛糸や刺しゅう糸を通したニードルを使って、イラストを描くようにステッチをする手芸です。
クロバーの「パンチニードル」は毛糸用
DMCは刺しゅう糸用、毛糸用とも「パンチニードル」
刺しゅう糸用
DMC毛糸用
パンチニードルは、簡単に、短時間で塗り絵のようにステッチが楽しめる新しいテクニック。どんな色のどんな素材の毛糸を組み合わせるかはアイディア次第。絵を描くように自由にクラフトをお楽しみください。
刺しゅう枠
普通の刺しゅう枠でもOKですが、私は机に針をぶつけて折ってしまいました(苦笑)
慣れないうちは、刺しゅう枠は高さがあるものがオススメ!
パンチニードル(フリーステッチング)は難しい?

ぶきっちょな私も、コツをつかんでからはスイスイ
私が失敗した原因
- 正しく糸を通さなかった
- 針は布から離れると、糸が抜けやすい
布から離さないようにする - 針は垂直に刺す
- 糸をひっぱると、ピロピロって抜ける
あちこちに、糸が引っかかって、ピロピロ抜ける
補助台を自作しました(笑)
もう少し高さが合った方が良かったかも。
慣れれたら、台は不要になりました。
刺しゅう枠の滑り止め
プスプスしているうちに、緩んできてしまって、キレイに刺せないため、滑り止めは必要かも

刺しゅうと違ってパンチニードルは短時間で完成するのが魅力です
スヌーピーの刺しゅうのバックステッチ地獄で挫折した私、デアゴスティーニの次のシリーズ「たのしいムーミン刺しゅう」でもパンチニードルがあるので期待中!
発売になったら>>デアゴスティーニ新刊情報<<でご紹介します!

パンチニードルを使わないでモコモコしたい!
そんなときは、スミルナステッチで!
面倒だけど (^^ゞ
細かく刺してカットすればモコモコになります!
動画は、毛足が長いスミルナステッチですが、毛足を短く、細かくステッチしてカットすれば、モコモコになります!