デアゴスティーニ「やさしい手織り」の内容や、手織り機や織り糸についてご紹介します。
5月に宮城・栃木版が発売になるようです!
2号の表紙が福島群馬版と変わっているので内容も変更になっているかも知れません。
2022年9月6日に福島県群馬県地域限定販売になりました。限定販売は通常6号で終了しますが、やさしい手織りは何号まで続くのかは不明。地域限定販売が続く限り購入予定です!
創刊号490円
2号以降:1,499円×90回(予定)
総額:133,901円
月額:2,998円
地域先行発売は2023年2月の8号までを予定していたのですが
2022年12月の6号で終了になりました。
円安で木材が高くなったからかな?
8号まで続けば、そのまま続行かな?って思ってただけに残念。
全国版が発表になったら当ページでご案内します
2022/12/04
デアゴスティーニのやさしい手織りとは
2023/06/12:2号の表紙が福島群馬版と宮城栃木版が違っています。
赤い方が福島群馬版、黒い方が宮城栃木版。
2023/07/25:5号も内容変更です。
以下、2022年9月6日福島県群馬県地域限定の情報です
フレーム織り機と卓上織り機を使って四季のタペストリーと小物づくりを楽しめるシリーズです。
毎号付いてくるキットで、お部屋を素敵に彩るタペストリーやおしゃれな小物を織っていくシリーズです。オリジナルのフレーム織り機と卓上織り機のほか、ウール糸やコットン糸、ファンシーヤーンなど、さまざまな糸や素材がそろうので、初心者でもすぐに始められます。
基本の平織りはもちろん、綾織り、つづれ織りなど、いろいろな技法に出会いながら、ゆったりとやさしい時間を過ごしてみませんか。
- Q何号で完結しますか
- A
本シリーズは全90号を予定しています
最近のデアゴスティーニは延長するのがお決まりなので
90号で終わらないと予想
- Q付属キットの生産国
- A
中国
- Qロングプロジェクトとショートプロジェクトはそれぞれ何号分の作業で完成しますか
- A
[ロングプロジェクト(四季のタペストリー)]
1つの季節をおよそ22号前後に分けて制作します。
※春は第22号で完成する予定です。[ショートプロジェクト(小物)]
作品によって異なりますが、1つの作品につき1~5号かけて制作します。
- Q「四季のタペストリー」では、2つ以上の季節を同時に作業することはありますか
- A
「春 ⇒ 夏 ⇒ 秋 ⇒ 冬」の順に制作しますが、
一部の号において、2つの季節を並行して制作する場合がございます。
※「夏」の制作は「春」が完成する22号頃に並行して始まる予定です。
- Q第2号で提供される「卓上織り機」は自分で組み立てる必要がありますか。
- A
あります。組立時間は約10分です。※必要な道具は付属します。
組み立てするとき、付録の工具だと
ネジを回しにくいかもしれません
- Q制作に必要な道具を教えてください。
- A
【本誌で提供する道具】
・フレーム織り機、シャトル2本、クシ(創刊号で提供)
・卓上織り機、そうこう(第2号で提供)
・織り針、とじ針、縫い針、縫い糸(第3号で提供)【あると便利な道具】
・糸切りバサミ(糸を切る際に大活躍)
・メジャー(長いものを測るときに登場)
・定規(30cm程度の長さのものが便利)
・油性マジック、修正液(糸に印をつける際に使用)
監修
川村郁子さん
東京造形大学テキスタイルデザイン科卒業。フランス、くれアール・アンファンクにてI’atelierTISSAGE受講。1989年より(株)ワコールインテリア事業部にてコーディネーター契約。2002年より(公財)日本手芸普及協会にて、手織り本部講師として活動。手織りの普及、セミナーや作品展の企画などを行う。
手織りに必要な織り機や道具が揃います
織物を楽しみたいなら
2号の卓上手織り機があると便利
小物入れは2号〜4号で制作するので
続けるかどうかは4号まで楽しんでから考えると良いかも
作品作りを彩る素材
創刊号付録
フレーム織り機
シャトル2本
クシ
2号
組み立て式の卓上手織り機
3号
織り針
とじ針
縫い針・縫い糸
準備しておきたい道具
- 糸切りばさみ
- メジャー
- 定規
- 油性マジック・修正液
1号で用意したもの
100均で準備しました!
特に棒針は手織りに必要なので必須かも!
工作用紙
棒針
四季のタペストリー
そのまま飾れるフレーム織り機
季節に合わせ、質感の異なる糸や素材を用いて、モチーフを仕上げていきます
基本のつづれ織りに。さまざまな技法や素材を組み合わせて質感を表現します
タテ糸にウール糸の束を結びつけて、毛を立たせるノッティングの技法を用いたり、ファーお妙な質感の糸を使用したりもします
原画制作
erikaintheisland
建築・インテリアを大学で学び、工務店や設計デザイン事務所等に勤務しながら、イラストレーターとしての活動を開始。現在は貼り絵作家・イラストレーターとして活動している。明るい色彩で華やかなデザインが特徴。
ショートプロジェクト
- 創刊号:ラーヌ織りのコースター
- 4〜6号:裂き織りのポーチ
- 7号〜9号:バネ口ポーチ
- 2号〜4号:ラーヌ織りの小物入れ
知っておきたい基本の織り方
織り機
織り機はピンからキリまであるので、手織りをもっと楽しもうと思ったら上位機種を購入すると良いかも。
私、プラスチックの織り機を持っていたのですが、織っているうちに、糸が滑って、ガッシャン!とタテ糸が外れてやり直すことが多くてイラッってなりました(短期だから)
プラスチック製よりは木製が良いかもしれません。
織り機は場所も取るので、購入時は大きさもチェックしてみてくださいね。
低価格帯の織機も売っていますが、
低価格帯の織り機を買うなら、
デアゴスティーニやさしい手織りの
付録手織り機で充分かなと思います
昔使っていたプラ製の手織り機
軽くて収納時は分解してしまっておけるので便利でした!
絵織亜
クロバー咲き織り
リジッドへドル
ビーズ織り機
手織り糸はどれを選べばいい?
一般的に手織りをする際は、太めのコットン糸、毛糸などを使用することが多くあります。手織り糸が細すぎると織るのに時間がかかってしまうからです。太い糸を使うと、出来上がりはざっくりとした風合いになります。このざっくりとした独特の風合いを出したいという方は、太めの糸を選ぶことをおすすめします。
もちろん、作りたいものに合わせて細い糸を選ぶこともできます。好きな糸を使って好きなアイテムを自分で作る。作る過程から楽しめるのが手づくりの醍醐味です。
知り合いは、糸を染めるところからやってる。
楽しみ方は無限大!
手織り糸の種類
手織りのアイテムに使用する糸には次のような素材があります。
毛
毛は保湿性、保温性に優れています。
慣れないうちは、扱いやすい太めのストレート糸がおすすめです。慣れてきたら、「カシミヤ」や「ピュアラム」など、縮絨(しゅくじゅう)するタイプの紡毛糸を使うと表現の幅が広がります。
綿
綿は吸水性に優れていて、通年使用するアイテムに向いている素材です。
そして引っ張りに対する強度も高く、ある程度の伸縮性もあるので、織り慣れないうちは扱いやすいのでおすすめです。
絹
絹は優雅な光沢が特徴です。繊維が細いので、とても柔らかく肌触りのよい素材です。
「ハーモニー」のような特絹糸(とっけんし)、「スパンシルク」や「紬糸」のような絹紡糸(けんぼうし)を主に扱っています。同じ絹といっても、それぞれの糸に特徴があります。
麻
麻は種類によって天然繊維のほどよい光沢があります。日本では草木から採る繊維を総称して「麻」と呼んでいます。
麻には、リネン(亜麻:アマ)やラミー(苧麻:ちょま)といった様々な繊維の糸があって、リネン、ラミーは、さらっとした生地に仕上がるのが特徴です。張度が高く、伸縮性の低い素材なので、タテ糸を張るのが少し難しいです。ヨコ糸に使用するかタテ糸張りに慣れてきたら、ぜひ使ってみてください。
熱や湿気を逃がしやすいという特性もあるので、とても涼しく感じられます。また「リネン水撚り」という通常よりも撚りを強く入れた強撚糸は、織ったあと洗いをかけると糸が縮んで、面白い表情に仕上がります。
再生繊維(バンブーテープ、和紙の糸など)
竹の繊維を溶かしてテープ状にした再生繊維、「バンブーテープ」。テープ状の太目の糸で、引っ張りすぎると切れてしまうこともあるので、タテ糸には不向き。ヨコ糸にのみ使っています。
他にも和紙素材を使った糸「抄繊糸コットンII」は、張りがあり、タテ糸にもヨコ糸にも向いています。
ファンシーヤーンですが、和紙がひらひらと出ている「抄繊糸ラッセル」などは他の糸と一緒に使うと、印象強い織生地ができます。
金属繊維
手織りの方に人気の糸の中にステンレスの糸があります。細いステンレスを芯糸にして超極細のシルクやウールで細かくカバーリングした糸です。
このステンレス糸で織った布は、形状記憶のように形を変えることができて、麻で紹介したような「リネン水撚り」と同じような「しぼ」を持った表情になります。