かわいい刺しゅう18号・19号の季節の小物は、ハンガリー刺しゅうのハンガーカバーの制作です。
前回の制作では「ハンガーカバー」は使わないから他のものを作ろう!ということで巾着を作ったのですが、みんなが作っている「ハンガーカバー」が可愛かったので、作ってみたくなりました。
巾着は、お散歩時の愛用品です。
サテンステッチで楽しむハンガリー刺繍のハンガーカバー制作
ハンガリー刺しゅうのひとつ、ベーケーシュ刺しゅうをしたら、ハンガーカバーに仕立てます。
地方ごとに特色があるハンガリー刺しゅう。
かわいい刺しゅう18号・19号では、ベーケーシュ刺しゅう(正式名称はベーケーシュ県の革刺しゅう)を楽しみます。
職人が牧夫の着る革のジャケットに刺しゅうを施したことから、それを布に取り入れて発展させました。
ハンガリーのほかの刺しゅうに比べて、落ち着いた色合いが特徴です。
デザイン:井沢りみ さん
ハンガリー刺しゅうの図案は、
かわいい刺しゅう18号(回転するバラのモチーフ)と、
かわいい刺しゅう19号(チューリップと蔓のモチーフ)の2種類ありますが
ハンガーカバーの材料の布は18号と19号で1つ分のため、両方のモチーフを制作したい場合は、追加パーツを購入するか、布を別途用意する必要があります。
ハンガーカバー材料の布について
かわいい刺しゅう18号・19号で付属しいる布は、型紙ギリギリの大きさの場合があります。
また、地直しをしようと、霧吹きで水を含ませると、思いっきり縮むらしいので、地直しはしないようにしてください。
※かわいい刺しゅうの小物の製作に関しては、指示が無い限り、地直しはしない方が無難です。
- 型紙を切って、図案と型紙を写しました
- ハンガーカバーを日常で使うことはなさそうなので、両面に刺しゅうをすることに。
日常で使うときは、裏面は刺しゅうが洋服とすれてしまうので、刺しゅう無しが無難ですよね。
ハンガリー刺しゅうの順番
刺しゅうをする順番が記載されているので、初心者さんに優しい内容です。
回転するバラのモチーフを刺しゅうする
前回、針目が斜めに刺すことが出来ず、同じ所を何度も刺したりして、モタッとした仕上がりだったのですが、今回は、サテンステッチに慣れたのか、針目の向きは問題が無かったです。
ただ、針を出す位置や、針を落とす位置が相も変わらずガタガタで、隙間が気になります。
針目が斜めにならないのだけど?
ずーっと、斜めに刺すことが出来なかったサテンステッチ。
ちょっとだけコツがつかめてきたかも。
刺し方の順番は、奥にあるものから刺しゅうしていくのかな?
テキストは刺し方の順番は書いてあるけれど、なぜ、その順番なのかは書かれていないので、刺し方の順番の法則は自分で見つけないとダメなんでしょうね。
かわいい刺しゅう18号ページ11のアウトラインステッチの刺し始めは、捨て糸をしないで始める方法ですが、私はインチキ方法で (^^ゞ
後半、サテンステッチがある場合のアウトラインステッチの刺し始めは、テキストの方法が良いだろうなと思いテキスト通りで刺しゅうしました。
テキストの方法
↓
左右対称にならないのは、下絵を写すのが下手だから。
毎度毎度、下絵は丁寧に写そうよ>私
サテンステッチって、いつも、針目の向きをどうしたらよいのかを悩みませんか?私は、いつもいつも悩みます。
テキストの写真を見ながら、どの方向に刺していくのかを迷います。
テキスト通りの糸の流れにならず、無理矢理に刺しゅうをしたら、芯有りサテンステッチになってしまって、モタモタした感じに(右側の葉っぱ)。
ロング&ショートステッチ
前回、意味が分からなかった、サテンステッチとロング&ショートステッチの組み合わせ方。
今では、サテンステッチの針目の向きを調整するとき等々で頻繁に活用するようになりました。
糸の引きすぎに注意
かわいい刺しゅう18号の針目が長い場合、刺し縮みしないようにする方法。
実は、最近、自分がこの方法を使っていて、これ、大丈夫なのかな?って思っていたのですが、間違いなかったのかとホッ。
刺しゅうって、沢山刺していけば、知らないうちにコツが身についているようなのですが、そういう刺しゅうのコツを「かわいい刺しゅう」では、あちこちにちりばめられているので、読み返すと良いかもしれませんね。
ブランケットステッチの刺し始めの処理位置を間違った上に
糸が途中で絡まって、いつもの、もにゃもにゃ事件発生。
裏側星人の私は、裏側を見てがっくりするわけですね。
チューリップと蔓のモチーフを刺しゅうする
かわいい刺しゅう19号は「チューリップと蔓のモチーフ」用の刺しゅう糸が付属してきます。
手持ちの布で、もう一つのカバーの制作を楽しんだり、他の小物を製作してみるのも良いですね。
「チューリップと蔓のモチーフ」は、刺しゅうの順番が表示されていますが、細かい刺し方の説明がないです。
その分、サテンステッチの針目の向きはガイドラインに従えば良いので、刺し方自体は難しくないと思います。
前回、今回とも「チューリップと蔓のモチーフ」の方が綺麗に仕上がっていると思う。
完成
テキストは、手縫いで仕立てます。
かわいい刺しゅうのミシンでの仕立てについては、季節の小物42号で説明があります。
半返し縫い
テキストでは、手縫いでハンガーカバーを制作しますが、ミシンでカタカタカタと縫いました。
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