一年の終わりを締めくくる大晦日。
この日は仕事や学校の忙しさも一段落し、家族や親戚とゆっくり過ごす人も多いのではないでしょうか。
また、この日には新年を迎える準備として、さまざまな行事が行われます。
その中でも、やはり欠かせないのが食事。
大晦日の食事には、さまざまな意味が込められており、地域や家庭によっても、さまざまな料理が食べられています。
そこで2025年の大晦日に最後に食べるもの人気ランキングを調べてみました。
大晦日は何を食べる?2025年最後に食べるもの人気ランキング
2025年も残すところあとわずか。
皆さんは2025年の最後に何を食べますか?
大切な1年を締め括る大晦日だからこそ、思い出に残るものを食べたいですよね。
大晦日に食べたいものについて調べてみました。
大晦日に食べたいもの
トクバイ調査によると今年は約8割が年越しそばを「食べる予定」と回答しました。
その内6割が「大晦日の夕食に食べる」ことを予定しており年越しそばを大晦日の夕食に食べる習慣が根強く残っていることがわかりました。
年越しそば以外に大晦日に食べるものは、東日本では「天ぷら」、西日本では「寿司」が人気。
東日本では、年越しそばの具材として天ぷらがよく使われることから、年越しそばと合わせる形で天ぷらを食べる家庭が多いようです。
一方、西日本では、年越しそばの具材としてお刺身がよく使われることから年越しそばと合わせて寿司を食べる家庭が多いようです。
また年明けに食べる「年明けうどん」の全国的な認知度は約3割だったものの、発祥地と言われる香川県においては8割以上が認知していることがわかりました。
年明けうどんは一年の始まりに厄を祓い、福を呼び込む縁起物として食べられる料理です。
香川県では、元日早朝にうどんを食べる習慣があり、年明けうどんの認知度が高いようです。
このように、年末年始に食べるものには、地域や家庭によってさまざまな違いがあることがわかりました。
それぞれの地域の風習や習慣を楽しみながら、年末年始を過ごしてみてはいかがでしょうか。
2022年大晦日に何食べる
ボイスノートマガジンの調査ランキング
- 年越し蕎
- 寿司
- カニ
- すき焼き
- 焼き肉
- 刺身
- 鍋料理
- うどん
- おせち料理
- 宅配ピザ
上位3位までにランクインした食べ物について、選ばれた理由をご紹介します。
第1位 年越し蕎麦
栄えある第1位に輝いたのは、大晦日の風物詩ともいえる「年越し蕎麦」でした。
年越し蕎麦は厳選した10の食べ物の中でも群を抜いてトップです。
関東ならかつおだしと濃口醤油、関西なら昆布だしと薄口醤油で味付けするなど、地域性が出やすいのも年越しそばの面白いところでしょう。
他にも福井県は大根おろしを乗せた「越前そば」、新潟県であればそばのつなぎに布海苔を使った「へぎそば」を食べたりと、地域によって親しまれる食べ方は異なります。
大晦日の食べ物に年越しそばを選ぶ理由として「縁起が良さそう」「次の1年への願掛けに」などゲン担ぎの意味を込めて食べている人が多いようです。
第2位 寿司
2位に選ばれたのは寿司。
海産物が豊かな北海道では、大晦日に寿司を食べる習慣があるため、1年で1番寿司が売れる日とも言われるほど。
中には通常営業を停止してテイクアウト限定での販売を行う回転寿司店もあるそうです。さ
まざまな寿司を楽しめるうえ買ってくるだけで贅沢な食卓になる手軽さも人気の理由でしょう。
「一番好きなものを食べて締めくくりたい」「日頃はなかなかできない大好きなお寿司をいっぱい食べて贅沢気分を味わいたい」といった声も。
つい食べ過ぎてしまう年末だからこそ、さっぱりとした寿司で締めるのも良いですね。
第3位 カニ
寿司に次いで3位にランクインしたのは、カニでした。
冬はズワイガニやタラバガニ、毛ガニが旬。
ズワイガニやタラバガニは肉が厚く、プリっとした食感が楽しめ、そのまま剥いて食べるもよし、カニしゃぶや鍋で楽しむのも良いですよね。
カニ本来の旨味やカニ味噌を楽しみたいなら毛ガニがおすすめです。
特に毛ガニは日本酒との相性が抜群。
「普段食べない、焼カニで一杯飲みながら年越しをしたい」「1年の締めくくりに、普段なかなか食べられないものを食べたい」などの声がありました。
高価でなかなか手が出しにくいカニですが、大晦日だからこそ美味しく頂く方が多いようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回行ったアンケートでは、定番の「年越しそば」が首位に輝き、寿司、カニの順でランクインしました。
年に1回の行事だからこそ、普段食べないものに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
年越しそばを食べるタイミングはいつ?
年の瀬の大晦日に食べる「年越しそば」。
日本人にとっては昔から続く風習ですが、大晦日の何時ごろに食べたら良いのでしょうか?
ニュースを見ると、昼にそば屋さんで食べている人もいますよね。
食べる時間に決まりがない?
「年越し」という言葉から、除夜の鐘を聞きながら食べるおうちが多いのではないでしょうか。
深夜の11時を過ぎて、いよいよ年が明けるというタイミングですね。
私も子どもの頃は
紅白を見終わって、行く年来る年を見ながら
お蕎麦を食べてました
結婚してからは、夕食に年越しそばを済ませるように。
新年のための買い物をするついでに、外で昼食代わりに食べる人も多いようです。
いまは削除されていますが、農林水産省のHPに「大晦日とは、正月の歳神様を眠らないで迎える日。除夜の鐘をききながら年越しそばを食べる。」という記載があったそうです。
生活とともに変化していくのかもしれませんね。
年越しそばを食べるのは江戸時代からの風習で、もともとは大晦日の夜に食べる祝膳のひとつだったそうです。 そばを食べるようになった理由にはさまざまな説がありますが、細く長いそばにあやかって長寿を祈願したり、ほかの麺類に比べて切れやすいことから厄災や苦労を断ち切る、といった意味が込められているのだそうです。
日本人は、なぜ年越しそばを食べるのか? 各地のそばに込められた意味とは大晦日の食といえば「年越しそば」が定番で、日本では地域を問わずほとんどの家庭で食べる“風物詩”ともいえる存在になっています。なぜ日本人は大晦日にそばを食べるのか、年越しそばにはどんな歴史が潜んでいるのか、さらに地域によって具材や食べ方などに...
へぎそば
新潟県に引っ越してきてからは
「へぎそば」一択になりました!
へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の蕎麦。つなぎに布海苔という海藻を使った蕎麦を、ヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦である。十日町市のへぎそば組合は「十日町へぎそば」を、小千谷市の業界団体は「小千谷名物へぎそば」を商標登録している。
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