1967年に漫画に登場して以来、56年にわたり愛され続ける国民的アニメ「ルパン三世」。
そのテレビアニメシリーズと劇場版アニメ全作品を収録したDVDコレクションがデアゴスティーニから発売です。
ルパン三世の魅力を存分に楽しめるファン必携のコレクションとなっています。
さて、あなたはどのルパンが好きですか?
テレビアニメで育った世代もそうでない方も、思う存分ルパンの魅力にはまって下さいね。
不朽の名作ルパン三世
ルパン三世と言えばスマートでユーモアがあり、そしてどこか憎めないキャラクターが魅力で、どんな困難にも屈しない強い意志もファンを魅了しています。
そんなルパン三世ですが実は作品ごとにルパンのキャラクターは少しずつ変化しています。
例えば、初期のルパンは、より軽妙でコミカルなキャラクターでした。しかし、時代が進むにつれて、よりクールでスタイリッシュなキャラクターへと変化していきます。
また、ルパンの相棒である次元大介や五ェ門、峰不二子などのキャラクターも、作品ごとに少しずつ変化しています。
そんなルパン三世の中で、筆者が特に好きなルパンは、TVアニメ第2シリーズのルパンです。この時期のルパンは、より洗練されていて、そしてどこか大人っぽい雰囲気を持っています。また、次元や五ェ門との友情も深く、より人間味を感じられるキャラクターとなっています。
筆者の好きな話は、第2シリーズの「ルパンVS複製人間のルパン」です。この話では、ルパンが自分のクローンである「ルパン・レプリカ」と戦います。レプリカは、ルパンの姿と能力をすべてコピーしており、ルパンを翻弄します。
ルパンがレプリカと対峙する姿は、まさに「ルパン三世」の真骨頂と言えるでしょう。
このように、ルパン三世は作品ごとに、ルパンのキャラクターやストーリーが変化しています。だからこそ、どのルパンが好きかは、人それぞれと言えるでしょう。
あなたは、どのルパンが好きですか?
ルパン三世の歴史
ルパン三世は1971年に放送が開始されたテレビアニメシリーズから、これまでに5つのテレビシリーズ、14本の劇場版・数多くのOVAやスペシャル番組が制作されています。
その中でルパンは時代とともに少しずつ変化してきました。
1971年のTVアニメ第1シリーズではルパンは緑のジャケットを着用し、大隅正秋監督の演出によるハードボイルドなタッチと、Aプロ演出グループ(高畑・宮崎チーム)によるコミカルなタッチが共存し、様々な印象のエピソードを生み出しました。
初期の作品は大人すぎてついて行けず
Aプロ演出あたりから少しずつ好きになった記憶があります
第1シリーズの音楽も大人っぽくてお子様だった私には
イマイチ好きになれなかったのですが、
今聞くと、クールでいいですよね
1977年のTVアニメ第2シリーズではルパンは赤のジャケットを着用し、よりスタイリッシュでクールなキャラクターとして描かれました。
全155話、放送期間は3年に及ぶ大人気シリーズとなり世界中の都市や有名キャラクターも登場し、楽しくバラエティに富んだシリーズとなりました。
私にとってのルパンと言えば
やっぱり赤ジャケット
1979年の劇場版第2作「カリオストロの城」ではルパンはピンクのジャケットを着用し、よりミステリアスでロマンチックなキャラクターとして描かれました。
宮崎駿監督が手掛けたアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」は、スクリーン内を縦横無尽に駆け回るフィアット、城の屋根からの大ジャンプ、物語終盤の時計塔内のトラップなど、アニメならではの迫力と面白さに満ちた、まさに痛快作と呼ぶにふさわしい作品です。
フィアットかわいいよね♪
MINIの次に好き♪
1984年のTVアニメ第3シリーズでは原作のテイストを活かし、クールさを軸に据えたシリーズとなりました。自由奔放で奇想天外な発想が特徴的でありジャケットはピンクで、ルパンの自由気ままな性格を象徴しているかのようです。当初2クールの予定が4クール全50話に延長されました。
1996年に公開された劇場版第5弾「DEAD OR ALIVE」は、原作者モンキー・パンチが初監督を務めた作品です。原作の雰囲気を忠実に再現したスタイリッシュでクールなデザインが採用され、ルパンたちは、独立したプロフェッショナルとして、自由気ままに活躍する姿が描かれています。
2008年のOVA第3弾「GREEN vs RED」では、緑ジャケットのルパンと赤ジャケットのルパンが対決する作品となりました。
ルパン三世とはいかなる存在か、を問う意欲作となりました。
2011年のTVスペシャル「血の刻印 ~永遠のmermaid~」ではキャストの一部が交代し、新たなファミリーが誕生しました。
2015年のTVアニメ第4シリーズ「PART4」では、30年ぶりとなる王道TVシリーズとして放送されました。特にレベッカはルパンの結婚相手として衝撃のデビューを果たしました。
2023年の劇場版第14弾「ルパン三世VSキャッツ・アイ」では、北条司氏の漫画「キャッツ・アイ」とのコラボレーション作品として、レトロ&スタイリッシュな、爽快クライム・アクションが繰り広げられました。
このように、歴代のルパンは、時代とともにそのキャラクターを変化させながら、多くのファンに愛され続けています。
今後も、新たなルパンの姿に期待ですね!
あなたが好きなるパンは?
私が特に好きなルパンは、TVアニメ第3シリーズのルパンです。
この時期のルパンは、より洗練されていて、そしてどこか大人っぽい雰囲気を持ちながらもコミカルで、また次元や五ェ門との友情も深く、より人間味を感じられるキャラクターとなっています。
劇場版は「カリオストロ」も好きなのですが、私のルパン像とは、ちょっと違った。宮崎ワールド全開って感じ。
ということでお気に入り第一位は何にしようかなと考えた結果、初の劇場版「ルパンVS複製人間のルパン」に決定。
あのマモーの顔が忘れられません。
ルパンや峰不二子、マモーが狙っていたのが「賢者の石」。オカルト大好きな私としてはワクワクするネタでした。なにより当時、試験管ベビーという話題もあって旬なネタだったこともあって、印象深いのかもしれません。
デアゴスティーニのルパン三世 THE DVDコレクションの総額は?
日本のアニメ史上を代表する作品[ルパン三世]。初回放送から50年以上が経ったいまでも色褪せない驚きを放つ作品のPART 1〜Ⅲ、TVスペシャルから24作品がデアゴスティーニの隔週刊[ルパン三世 THE DVDコレクション]で楽しめます!
デアゴスティーニから発売されたルパン三世 THE DVDコレクションは、テレビアニメシリーズのPART1からPARTⅢまでとテレビスペシャル24作品を全80号で収録したDVDコレクションです。
創刊号特別価格:490円・第2号以降1,599円の総額126,811円です。
創刊号と第2号には特製ピンナップが付属。
コレクションの良い点は、やはり全252話の「ルパン三世」を放送順に完全網羅できることでしょう。
PART1からPARTⅢまで、時代とともに変化するルパンの魅力を、じっくりと堪能することができます。
またマガジンには、各話の見どころを解説するストーリーガイドや人物相関図、制作秘話など、豊富なコンテンツが掲載されています。
ルパン三世の知識を深めたい方にも、おすすめのコレクションでハードボイルドな世界観と、ルパンたちのクールな活躍が、たまりません。
またTVスペシャルも、どれもクオリティが高く楽しめること間違いなし!
特に、創刊号ではTVスペシャル第14作「EPISODE:0 ファーストコンタクト」が収録されており、ルパンと次元、五ェ門、不二子の出会いが描かれた伝説のエピソードですので、ぜひ手に取ってみて下さいね。
「ルパン三世 THE DVDコレクション」はルパン三世の魅力を存分に楽しめる、ファン必携のコレクションです。
決して安くはないですが、その価値は十分にあると言えるでしょう。