ちりめん細工は、ちりめんの生地を使って、置物や人形などの小物を作る日本の伝統工芸の技法です。
縮緬工芸は日本で長い歴史を持ち、その起源は江戸時代にさかのぼります。明治時代に伝統工芸品として人気を博しました。
ちりめんで作る工芸品は、人形、巾着、置物、アクセサリー、動物などの小物が一般的で、ちりめん生地を裁断・成形し、手縫いで形を整えていきます。
「ちりめん着せ替え人形」は、絹のちりめん生地で作られた日本の伝統的な人形です。
人形は通常高さ約20センチで、着物や浴衣などのさまざまな伝統的な和服を着ることができ、取り外して別の衣装に置き換えることができます。
これらの人形は、もともと19世紀後半に作られ、子供や大人の娯楽として人気がありました。
人形は現在でも作られていますが、中にはその技術と職人技によって非常に価値のあるものもあります。
作って飾って着せ替えて遊べる、ちりめんで作る季節の動物たち『ちりめん動物歳時記』
かわいい子たちが勢ぞろい!
作って飾って着せ替えて遊べる、ちりめんで作る季節の動物たち『ちりめん動物歳時記』
1月発売
株式会社グラフィック社
2022年12月21日
グラフィック社は、書籍『ちりめん動物歳時記 季節を楽しむ飾りもの 十二支と着せ替えて遊べるかわいい動物たち』を、2023年1月に発売いたします。
12か月の行事ごとに、ちりめんの動物と小物をセットで作って楽しめる手芸本です。
身長17cmほどの手足の動く動物たちは、ボディが共通で作り方も簡単に、8種類の動物の頭と洋服や着物を着せ替えることができます。
メインとなる人形の作り方や着物などは写真で作り方を解説しているので安心。
作って飾ってお人形遊びもできる一冊です。
四季折々の行事を、小さなちりめんの動物といっしょに
年の始めを彩るのは、両手のひらにすっぽりおさまる小さな十二支の飾り物です。
それぞれの動物の特徴がよく出るように形や飾りを工夫しています。
基本は無地のちりめんで作りますが、小物や羽などのポイントに柄を使うことで新春を祝う華やかな印象に。
本書に掲載している十二支以外の人形は、ボディが共通、すべて着せ替えができます。
愛らしい表情の動物の頭と洋服・着物を組み合わせれば、自分の好きなバリエーションを楽しむことができます。
ハロウィンのかぼちゃ、クリスマスリースなど、人形といっしょに飾る季節のかわいい布小物の作り方もすべて掲載しています。
メインとなる人形の作り方や着物などは、ステップごとに写真で作り方を解説しているので安心です。
目次
着せ替えできる動物たち、道具と材料/1月 十二支、辰の作り方/2月 セントバレンタインデー(ねずみの女の子)、ワンピースとくつの作り方/3月 ひなまつり(うさぎの女の子)、着物の各部分の名称、袷の着物の作り方、うさぎびなの作り方/4月 花あそび(ひつじの女の子)/5月 端午の節句(犬の男の子)、作務衣の作り方/6月 梅雨(カエル)/7月 七夕(ねずみの男の子)/8月 夏祭り(うさぎの女の子)、単衣の着物の作り方/9月 お月見(たぬき)、お団子の作り方、とっくりの作り方、お面の顔の描き方/10月 ハロウィン(ねこの女の子)/11月 紅葉(犬の女の子)/12月 クリスマス(くま)/人形の作り方、作品の作り方
著者プロフィール
馬場美智子(ばば・みちこ)
人形作家。粘土に和布を貼って動きのある人形を作り、デパートや古布のお店などで作品を販売している。自宅のアトリエで教室を開催。
書籍情報
書名:ちりめん動物歳時記 季節を楽しむ飾りもの 十二支と着せ替えて遊べるかわいい動物たち
著者:馬場美智子
発売日:2023年1月
仕様:B5変形 並製 総136頁
定価:1,760円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3658-6
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=49673